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ワールドイメージをつくろう・2

 

 
 RPG的ゲーム群『妖精郷の住人たち(仮)』(ただいまぼんやり構想中)。
 いまは、具体的ゲーム作りの下準備として、舞台となる冒険世界のイメージを
作ってみようとしてるところです。
 前回、とりあえずワールドイメージに込めておきたい要件を並べてみたところ
なので、続いてはそれを、いくらか具体的な地理的概念図に落とし込んでみる
遊びをやってみましょう。

 
 

◆要件を満たす世界ってどんなの?/ニンゲン領域

 前回挙げてみた世界の要件を軽く確認しますと。
「西洋風ファンタジィ架空冒険世界」で、おとぎ話感・メルヘン感やや高めな、
血なまぐさくない、基本「死なない」感じの世界(にしたい)。
 で、同世界設定下で作る個別の各ゲームを、以前に例示したようなテーマの
ものは少なくとも成立させられる世界(にしたい)。且つ、さらなる発展拡張が
できそうな妄想の余地をもあちこちに持っている世界(にしたい)。
……という感じで。

 これら要件を満たす世界ってどんな感じ? というのを、モヤッとした地図っぽい
ものにしながら考えていきたいと。

 やってみましょう。

 まず、プレイヤーが成り変わるキャラクター/その世界の住人は、生物としては
我々と何ら変わらない普通の人類・ニンゲンである、とします。
 異質な異種族だとか亜人類だとか魔物だとか妖精だとか、そういう不可思議な
存在は、あくまでキャラクターたちが出会い 向き合う者たちであって、成り変わる
ものではないよ、と。おとぎ話感・メルヘン感の一環としてね。

 その上で。
 世界の中でそんなニンゲンたちが住んでる領域は、「国家間勢力闘争」ゲーム、
「大規模集団戦」ゲームを成立させたいわけなので、当然いくつかの国家に分か
れている、とゆーことにします。
 どのくらいのサイズの領域があるのか? どんな文明を持つ、どんな形態の国
が、いくつあるのが適当なのか?――そうしたことも大事ですがそのへんに注目
していくのは一旦置いておくとして、とにかく「複数国家に分かれた人類の土地が
ある」よ、と。
 そして「建築・開拓」ゲームも成立させたいので、その人類圏にはさらに開拓
していける余地をまだまだ残していると。

 そんな様子を図にするとこんな感じか。国の数は仮ですが。

 
ファイル 134-1.jpg

 
 これが、この冒険世界で「ニンゲンが自分らで概ね支配できる、ニンゲンたち
主導の領域」である、ということにします。
 この領域内については、ニンゲンの存在そのものをおびやかすような脅威と
なるほどの圧倒的なファンタジィ的要素は存在しません。

 では、この周囲はどうか。
 ニンゲンの領域内だと、ファンタジィ的に安全性が高めで脅威が少ないであろう
代わりに、「ファンタジィ的なものすごい大冒険」もあまり望めないと考えられます。
 でも「RPG的ゲーム群」を作ろうって身としては、「ファンタジィ的なものすごい
大冒険」を起こせないような世界では困ってしまいます。困るのです。
 なのでそれが起こってくれる場所を、ニンゲン領域の外部に積極的に配置して
いきます。
 いやさ、いっそ そういうエリアで外部をすっかり囲んでしまいましょう。

 
 

◆要件を満たす世界ってどんなの?/危険な外の領域

「ファンタジィ的なものすごい大冒険」を生み出していけるようにするため、
ニンゲン領域の周囲を 大冒険の発生源でぐるりと囲んでやります。

 まず「外洋航海」ゲームは成立させたいので、ニンゲン領域からのある一方
は海に接することにしましょう。

 冒険のための海なので、その向こうには既知の異国や貿易航路はまだ存在しま
せん(それらはゲームのプレイヤーこそがプレイを通じて見出していくべきもの
でしょう)。
 波の向こうに何があるのかまだ誰も知らない、果てしない大海原です。

ファイル 134-2.jpg

 
 そして それ以外の周囲は、すべてニンゲン以外の支配する大地。
 妖精や魔物の棲む土地です。
 ニンゲンにとってはファンタジィ的に脅威・驚異が大きくて、とても気軽には
踏み込めない領域。

 おとぎ話感・メルヘン感高めなイメージなので、こう「恐ろしいオーク軍団が
血まみれの蛮刀振り回しながら、恐怖に震える人間たちを端から肉塊に変えつつ
雄叫びあげて進軍する」……みたいなハードな事件が起こることはあんまり想定
していませんが、基本、人々は恐れて近寄ろうとしないでしょう(それを敢えて
挑んでいくのがプレイヤーの操るキャラクターたちです)。

 こうした妖精や魔物の領域は、わずかなニンゲンの領域に較べれば、きっと
人知を超えて果てしなく広大なものです。
 優位にあるのはニンゲンなどではなく妖精や魔物たち。
 もしかするとこのニンゲンの領域というのは、遠い昔この魔境にたどり着いた
ヒトの祖先たちが、辛うじてほんのわずか端っこにかじりついて得た地なのかも
しれません。

 だから『妖精郷の住人たち(仮)』。

ファイル 134-3.jpg

 
 まぁ 漠然とだだっ広いスペース用意して ただぼんやり「妖精郷」なんていっ
ても、冒険する意欲なんて湧かないと思うので。追い追い、何かしらニンゲン領
域から見ても目標にできるランドマークとか、冒険心を喚起するような要素を、
あれこれ配していくことになるでしょう。
 深い深い森とか。山々とか。ニンゲン領域までつながる河とか。いろいろ。

 あと、この「妖精郷」ゾーンの中に、陸路で「べつの領域」へと繋がることを想起
させる「道」とかが“なぜか”存在してても、冒険心を喚起してくれて良い
ような気がします。
 誰が何のために作り、その向こうに何があるか、すべてが謎な「道」。

 
 ……と、ここまでの内容でできた、ゲーム的に求められる冒険世界の地理的
イメージはこんな感じ。

ファイル 134-4.jpg

 
 大枠をぼんやり思い描いてみたところで、今後、ここから更にイメージを足して
いきたいと思います。

 
 
 

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