記事一覧

ワールドイメージをつくろう・4

 

 
 ぼんやり構想中のRPG的ゲーム群『妖精郷の住人たち(仮)』。
 どんなゲームにしたいってのさ、「ゲーム群」って何なのさ、というあたりに
ついては、よろしければちょっと前のコンセプト周りを書いたものを見てやって
くださいませ。

 今は具体的なゲーム作りの下準備に、舞台となる冒険世界の基礎的イメージを
ぼんやり描いてるところです。
 ワールドイメージは この段階であんまり詳しいところまで突っ込んで作る気は
なくて、ある程度いい頃合いのところまで進んだら実際のゲーム作りに進んでし
まおうと思ってます。
 むしろゲーム各々の方から要求として「冒険世界この部分はこうあって欲しい」
ていう事柄がきっといろいろ出てくるはずですから。

 前回は、冒険世界の中で「ニンゲンが自分らで概ね支配できる、ニンゲンたち
主導の領域」=ニンゲン領域の広さ・サイズのイメージについて考えました。
 冒険世界全体をヘロドトスの世界地図くらいのサイズ感覚で捉えると決めて、
ニンゲン領域はその中におけるギリシア世界くらいの広さでいこうということに。
 他の地域はすべてヒトの支配の及ばない、さまざまな驚異・驚異とファンタジィ
要素で満ちた妖精領域です。

 
 今回からちょっと考えてみたいのは そのニンゲン領域の、社会のありようや
人々の暮らしのイメージについて。文化とか技術とか生活とか、はたまた魔法
とか、楽しげな冒険の舞台として・各種ゲームを作っていくのに適したワールド
として、どのような形が適しているもんでしょう。

 
 

◆おとぎ話感・メルヘン感をあまり損なわない社会って

 まず。いきなり下卑た話からですみませんが。
 これから設定していくニンゲン領域社会としては、社会を下支えする層の人々
の中に、痛ましい極貧を強いられているような奴隷や農奴が存在することは、
できれば避けておきたいところです。
「おとぎ話感・メルヘン感」維持のために。

 貧富の差や身分差はあっていい(「権力闘争ゲーム」が作れる土壌は欲しいで
すし、プレイヤーとしても、自らのキャラクターの出世や栄達は目指してみたい
ところでしょう)ですが、災害や戦争のような事態が無いのに常から悲惨な暮ら
しに追いやられているような人々はいない、慎ましやかでも平穏に生きていける
社会であるのが望ましいです。
 たいへん都合のいい話ですが、都合に合わせ世界を思い描くのがファンタジィ
とゆーものでしょう。

 そういうことも考えると、気候的にも温暖で過ごしやすい、耕作に適した場の
が多い土地である、としておくのが良さそう。

 そして、これに更にゲーム的な都合も加味して考えると。

 いくつかの国に分かれる予定のニンゲン領域社会ですが、各国間で民族、言語
の違いはナシとして、おおむね単一の文化を共有してると考えるのがいいでしょ
う。ニンゲン領域内の移動~生活で文化差異の困難が多いのはゲーム的にちょっ
と困ります。そうした困難は、ニンゲン領域の外に出た時に出会うものだと考え
ています。

 ほぼ同じ文化・言語を共有してるのに単一国家になっていないのは まぁ、
「古くは別の民族だった」とか、
「地勢的な理由」とか、
「都市国家が成り立ちで、てんでに発展してきたから」とか、
そういう歴史的が理由があると考えておけばいいでしょう。
 各国間で戦った歴史なども当然あるだろうと想像できます。
 でも、そういう歴史を詳細に作ることはしません。
 ゲームを遊んでいて必要になった時に、必要になった人が必要な分の歴史だけ
そのつど生み出せばいいと思います。

 RPGでは大事な「お金」については、重量でもって価値の決まる秤量貨幣が
使われている、ということにすれば好都合かなと。ちょいと原始的ですけど。
 国や都市ごと違う形態で作られた貨幣でも、冒険者が妖精をだまして巻き上げ
た金銀でも、同じ基準で扱うことができます。

 各国の政治形態などは、国ごとの概要を考える段階で目を向ければいいかなと
思っていまずが、基本は初期的な王国だろうなと。
 その上で全体的に、身分職業の固定圧力は緩めとしておきたいところです。

 
 全体的なテクノロジーのレベルについては、なんとなくなイメージですけど、
西洋風ファンタジィ定番の中世イメージよりは「やや古代」な感じのつもりで
ここまで考えています。先述の貨幣や政治のあり方とかもそのイメージに寄せて
ますし。
 まぁすごく曖昧な、あくまで印象の話なんですけど。

 そしてこの世界は、ゲームの舞台として在る限り「時代」というものは存在
しない、とします。なのでテクノロジーレベルは発展も衰退もせず、国の興亡は
(ユーザーさんの自由で)あってもその風土は不変。
 常に変わらず有る遊び場・冒険世界ということで。
 でないと色々と扱いにくくなるでしょうから。
 たいへん都合のいい話ですが、都合に合わせ世界を思い描くのがファンタジィ
とゆーものでしょうハイ。

 
 
 

コメント一覧