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サッカー編 その2

 

 

球技ルールで遊ぼう・第9回

 
 
 久々ですが、唐突に思いついちゃったことがあるので書いときます。

 「スポーツ観戦が好きだがサッカーはちょっと」という人と話してると、理由
としてよく出てくるのが「1得点ずつで逆転とか無いからつまんねー」みたいな
言。まぁ出会いの順番的に馴染み損ねたことからの、後付の理由なことも多かっ
かりするんじゃないかなーとも思ったりするのですが、アメリカ方面で人気の高
いスポーツなんかは確かに、逆転可能性があるものだったり、逆転要素が入るよ
う後からわざわざルール改訂されたりしてるので、そういうのを求める強い要求
は根強いものなんでしょうか(欧州とかではサッカーはじめ逆に、そういうダイ
ナミックさは求めず状況なりに楽しみを見出す文化があるような気がします)。

 そんならサッカーに逆転要素を付加するのも やりようはあるかもよ、ってこと
で、以前第1回でもちょいと考えてみたりもしたのですが、今回はその時とはまた別のやり方を。

 
 

◆妄想・一発逆転のあるサッカーをでっちあげてみる

 第1回の時には「1ゴール2得点が入る場合」というのを設定することで逆転
ゲームの余地を作ってみたわけですが、今回の思いつきは「いつでも常に即逆転
の可能性がある」形です。

 それはこんなの。

 

 ●ゴールの効果を変更

   ゴール → 「得点+1」ではなく、
   ゴール → 「勝ち権利の獲得/移動」とする。

 
  たとえば。チームAとチームBの試合。

  チームAが先制してゴール。
       ↓
  これによって、チームAが勝ち権利を得る
  このまま試合終了時間が来れば、試合はチームAの勝利となる。

 
  一方、ゴール=勝ち権利を失ったチームBが、
  その後にゴールを返すと。
       ↓
  通常のサッカーなら同点で五分となるところだが、
  このルールでは、ゴールしたチームBに勝ち権利が移動する
  一転、このまま試合が終わればチームBの勝利となる。

 
  常に「試合時間終了時点で、最後にゴールしたチームが勝利」となる。
  両者にゴールが生まれなかった時のみ、試合は引き分けとなる。

 
 どんなに負けている状況でも、1ゴール決めれば勝てる。
 常に一発逆転の可能性がある。
 こりゃあスペクタクルだ。

 しかし、それならば。

 このルールで試合する場合、ゴールして勝ち権利を持っているチームが さらに
ゴールを決めることには、何の意味も無いのか?

 
 それではつまらないので、ゴールを重ねることで得られるメリットを別に考え
たいところです。

 こういうのはどうでしょう。

 

 勝ち権利を持っているチームがさらにゴールしたら、1ゴールごとに
 相手チームはメンバーの誰か1人を退場させなければならない。

 
 退場で人数が減ればそれだけ不利になり、逆転ゴールの生まれる可能性は低く
なっていくので、優位なチームにメリットがあります。

 それでも逆転の可能性がゼロになることはない。
 それこそ全員退場にでもならない限りは。

 さすがに失点による退場人数には上限を設けるべきでしょう。

 現行サッカーでも、一方のチームが7人未満となった場合は
 没収試合になる規定があります。

 この規定の人数感覚に倣うと、失点による退場はギリギリ没収試合に
 ならない4人まで、とするのがいいのかも。
 つまりこの場合、5つ以上の追加ゴールは実質意味がない、と。

 ※まぁこのルールの場合、反則行為のレッドカードの無いクリーンな試合
  でも追加ゴールで双方がバカスカ退場していく可能性が常にあるので、
  没収試合規定そのものは適用しなくていいかもしれませんけどね。
  あるいは適用ラインの人数設定を下げるか。

 
 追加ゴールを受けてしまった時に、退場させるメンバーに誰を選ぶのか。
 攻撃の選手か、守備の選手か。
 そうした監督のメンバー管理策も、大きな見どころのひとつになるかも。

 
 最後に、この形式で試合する場合 他のルール面では、PKの扱いだけは何か
しら調整を加えた方がいいかも。
 微妙な判定が試合結果に及ぼす影響が、今以上にクリティカルなものになる
だろうし。