記事一覧

『サッカー戦術をボードゲームで表現できるか?』対局リプレイ・1

 
 
 今回から、『サッカー戦術をボードゲームで表現できるか?』の対局例を、
手筋を追いながら紹介していきます。
 実際に遊ぶ上での参考や、ゲームのプレーイメージをつかむ助けになれば
さいわいです。

 細かなルールについて疑問点がありましたら、こちらの主サイトで公開している
説明書を参照してください。

 
 対局例となるゲームは、90分時間カウントで試合終了となる通常形式です。

 シュートに関しては、サイコロを使った選択ルールを導入してプレーされます。
つまりペナルティエリア内でシュートを試みる時、プレイヤーは通常のシュートの
代わりに、サイコロ運によってゴールを判定することを選ぶこともできます。

 その場合はサイコロを振り、出目が1ならゴール。
 出目が2~6ならシュートは失敗。ボールは相手[GK]コマに移り、相手側の
手番になる――というルールとなっています。

 
 それではご覧ください。

 
 
 
 

●前半0分~1分/第1手

 
《前半開始・初期配置》
ファイル 23-1.jpg

 前半は《青》チームが先手と決まりました。
 まず《青》は試合開始=キックオフのために、選手コマ1つを選んでボードの
センターサークル中央に移動させなくてはなりません。
 中央に置いた選手コマを「ボールキープ状態」(裏返し)にした状態から、試合
は始まります。移動するコマは、[GK]以外ならフィールド上のどのコマを移動させ
てもかまいません。

 どの選手コマでキックオフするか? 《青》は考えます。
 実は、サイコロを使うルールを適用する場合、先手には、試合開始の第1手めで
いきなりシュートを試みる手段があります。

 [Spr]を中央に置いてキックオフすると、その[Spr]の前方には、
相手ペナルティエリアまでの進路が一直線に開いています。
 ボールキープした[Spr]を初手で一気に突入させれば、そこですぐに
シュートのチャレンジができるわけです。

 しかし[Spr]の初期配置は、自陣深い位置の両サイド。初手シュートの
ためにここを左右どちらか空けてしまうと、相手にそこを突かれる危険が
あります。

 
ファイル 23-2.jpg

 
 考えた末、《青》は開幕シュートへの挑戦を選びました。
 《青》からみて左サイドの[Spr]にボールキープさせ、センターサークルに移動。
そのまま第1手で相手のペナルティエリアに突入し、[GOAL]コマの[OA]に
向かってシュートします。

 
《第1手・前半1分》
ファイル 23-3.jpg

 シュートの判定をサイコロですることを宣言し、《青》がサイコロを振ります。
1の目が出ればいきなり先制ゴールです……

 
ファイル 23-4.png

 ……残念。シュートは失敗でした。
 《青》の手番はこれで終わり。
 《赤》の[GK]にボールが渡った状態で、《赤》の手番に移ります。

 
《第1手終了時》
ファイル 23-5.jpg

 
 
《つづく》