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『サッカー戦術をボードゲームで表現できるか?』対局リプレイ・7

 
 
前回よりつづき》

 
《第12手終了時》
ファイル 29-1.jpg

 《赤》は右サイドでボールをキープしつつ、逆の左サイドにも攻めの道筋を
構築しようとしています。

 直前の《赤》の動きで、《赤》左サイド(《青》側から見て右サイド)の
[Spr]が直進するルートが開かれました。
 こちら側の[Spr]の位置取りが《青》にとって危険なのは、ペナルティエリア
の正面直線上に居ることです。ボールを受けて攻め込んでくれば、一手で危険
な存在になり得ます。

ファイル 29-2.jpg

 

 

●前半7分/第13手

 《青》の第13手。
 相手の仕掛けを目先で断ち切るばかりの対応は苦しいものですが、差し当たり
右サイド《赤》[Spr]の進路を[Fig]で切っておきます。同時に《赤》[Dri]の斜め
移動ルートも遮断する手です。
 時間は前半7分に。

 

●前半7分/第14手

 これに対し《赤》は第14手として、《青》のゴール前をかき回しにかかります。
 最前線中央に張る[Mov]を《青》[GK]と[Fig]の間に飛び込ませ、あえて密集を
作りました。
 時間は進めず。

ファイル 29-3.jpg

 

●前半8分/第15手

 《青》第15手。
 《青》としてはそろそろ《赤》の手へのリアクションばかりでなく、
ボールの奪いどころを意識しての守備に移りたいところです。
 《赤》の攻撃陣はボールを持つ[Spr]含め左サイド(《青》主観)に偏って
きつつあります。そこに追い込みをかけつつ、徐々に《赤》がボールキープ
しにくくなるよう網を張っていければ僥倖です。

※現状《赤》は、前線のコマを駆使してペナルティエリアでの
 サイコロ判定シュートをする余地を様々持っています。
 しかしこれについて《青》は、大して問題視していません。

 むしろそうしたシュートを打たせた方が、
 高い確率でボールを取り戻すことができる。
 じっくり手数をかけた攻撃を受けて 完璧な形で失点してしまうことこそ
 避けるべき――という考えです。

 (《青》[GK]の行動が相手コマで制限されているようであれば、
 シュートが外れた後もまたすぐボールを奪われて波状攻撃を受ける
 危険がありますが、今はそういう状況でもありません)

 
 そのスタートとして、まずは守備に回る手数を増やすことに着手します。
 こちらも、まず動くのは[Mov]。前線にいる[Mov]を、左[Dri]の側に
寄せます。この後さらに位置を下げていく第一歩としてです。
 時間は前半8分に。

ファイル 29-4.jpg

 目に見える直近の危険をとりあえずかわしつつある《青》は、積極的な守備
に移ろうとしています。

 
 
《第15手終了時》
ファイル 29-5.jpg

 続きます。

 
 
《つづく》