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『サッカー戦術をボードゲームで表現できるか?』対局リプレイ・8

 
 
前回よりつづき》

 
《第15手終了時》
ファイル 30-1.jpg

 
 第15手で、《青》はいよいよ直接《赤》のボールを奪いに迫り始めました。
《青》の[Mov]は次手には、《赤》[Dri]に接しつつ同時に その隣でボールを
保持する[Spr]にもプレッシャーをかけられる体勢をとることができます。

ファイル 30-2.jpg

 《赤》としては、そろそろ攻撃を加速させなくてはならないでしょう。
 ボール位置と逆の左サイドから攻撃参加の人数を分厚くする試みは《青》に
対応されましたが、そのゴール前には手薄な部分があります。
 完璧な形でのゴールには手数が足りないと思われるので、《赤》はサイコロ
を使ったシュートでの波状攻撃に意識を向けることにしました。運に任せた
シュートでも、繰り返し打てば得点できる確率は高くなります。

 考えた末、《赤》は次のような連続攻撃を仕掛けていきます。

 
 

●前半8分/第16手

 《赤》の第16手。
 前線の[Fig]を前方に進めるとともに、隣接する《青》[GK]に「競り合い」を
して、位置を入れ替わります。
 そして、右サイドでボールキープする[Spr]が、そのままの位置から[GOAL]コマ
の中央・[OA]に向かってシュートします。
 時間は進めず。

ファイル 30-3.jpg

 

●前半9分/第17手

 《青》の第17手。
 《赤》のシュートを受けたため、対応しなければなりません。
 シュートを打った《赤》[Spr]に直接アプローチしてシュートを止めることは
できない状況なため、シュートを受けている[GOAL]コマ([OA]コマ)の方に
選手を寄せてボールをキープする必要があります。
(ペナルティエリア外からのシュートは、「シュートを打っている選手」、
「シュートを受けている[GOAL]コマ」のどちらからでもシュートを止める
ことができます)

 [GOAL]コマ([OA]コマ)に隣接する動きができる《青》の選手は[GK]のみ。
 [GK]を移動させてボールをおさえました。
 時間は前半9分に。

ファイル 30-4.jpg

 

●前半9分/第18手

 《赤》の第18手。
 ここから《赤》が畳み掛けます。

 《赤》は[Mov]がゴール正面奥に進入し、《青》[GK]がおさえたボールを
すぐに奪回。そしてそのまま隣接する[Fig]にボールを預け、[Fig]は即座に
シュートします!
 今回選ぶのはサイコロを使ったシュートです。

ファイル 30-5.jpg

 サイコロによるシュートの場合、[GOAL]コマのどれを狙うかは実質どこにも
影響を与えません(シュート成功なら得点~キックオフとなり、失敗ならば
相手[GK]にボールが渡って再開、となるので)。
 あくまで「とりあえず」の事として《赤》は[OA]コマへのシュートの形を作り、
サイコロでの判定に挑みます……

 
 
《つづく》