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『サッカー戦術をボードゲームで表現できるか?』対局リプレイ・11

 
 
前回よりつづき》

 前半11分、《赤》の連続シュートをしのいだ《青》が、[GK]から[Pas]へ
ボールを渡そうとしています。こんどは《赤》の守備です。

《第21手終了時》
ファイル 34-1.jpg

 

●前半11分/第22手

 《青》の[Pas]に対して《赤》は、こちらも同じ[Pas]が唯一プレッシャーを
かけられる位置にいます。しかし、双方[Pas]コマは他の味方コマと連携して
いない(隣接していない)状態にあり、《赤》が[Pas]で寄せてもすぐにボール
を奪えるわけではありません(移動してからのボール奪取では 次手ですぐまた
奪い返されることになるので)。
 《青》の手も、それを見越してのものでしょう。多少《赤》コマに追い回され
ても[Pas]はボールキープできるだろう、という考えです。

 そして、《赤》第22手。
 ここまでを踏まえての《赤》の守備開始アクションですが、《赤》は結局、
まず自らの[Pas]を相手[Pas]に寄せることを選択しました。
 時間は進めず。

ファイル 34-2.jpg

 《青》[Pas]をただちに抑え込むことはできなくとも、守備を組み立てていく
ためには相手[Pas]を追えるコマが1つ以上必要だという考えからです。
(ここでボールを奪う行為は無意味なようですが、一応行っておけば そこは人間
どうしの対局、相手にいつどのようなミスが出るか分からないものです)
 また差し当たって、《青》の前線の[Spr]が下がって[Pas]と連携することを
防ぐ効果もあります。

ファイル 34-3.jpg

 
 《青》は次手から 奪われたボールを[Pas]に奪い返した上で、《赤》の[Pas]を
避けて安全にボール保持する動きを検討していくことになります。

 
 
《第22手終了時》
ファイル 34-4.jpg

 
 
《つづく》