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『サッカー戦術をボードゲームで表現できるか?』対局リプレイ・16

 
 
前回よりつづき》

 
《第33手終了時》
ファイル 48-1.jpg

●前半17分/第34手

 《赤》の第34手。
 まず急ぐ守備を考えてみると、《赤》[Pas]が、直前に動いた《青》[Mov]に
マンマーク移動で追従、ボールを取ることも可能です。しかしそれでは完全に
ボールを奪いきることはできません。
 どうやら一手では攻守交替はできない……ということで、ここからありえる
《青》の攻撃を考えてみます。

・ボールの位置と《青》[Pas]の位置が離れて連携が失われたことで、
 [Pas]からのパスによる攻撃は、無くなった状態にあります。

・ボールを持った[Mov]は、ボールの無い状態と異なり1マスずつしか動けない
 ので、「[Mov]がペナルティエリアに入ってサイコロシュート」ということも
 すぐにはありません。

・また、[Mov]からボールを受け取ることができる[Dri]は、ペナルティエリア内
 への進路を塞ぐ位置に《赤》[Fig]がいるため、この[Dri]による「ペナルティ
 エリア突入 ~ サイコロシュート」の攻撃もありません。

ファイル 48-2.jpg

 ……つまり今の《青》に速攻は不可能ということで、《赤》は遅攻に備える
守備をします。

 [GK]とその前の[Fig]コマ2つは、《青》前線の[Spr] [Fig]を牽制しつつ
さらに右サイド《青》[Dri]のペナルティエリア進入路を塞ぐ状態にあり、
コマ間の連携もしっかり取れているこの形は動かしがたく思えます。
 左サイドの[Spr]も、こちらは左サイド《青》[Dri]の進路を塞いでおり、
動かしてしまうのはうまくない感があります。動かすならば、これらよりも
前方のコマでしょうか。

 結局、[Bal]を右移動して、右サイドに睨みを利かせておくことにしました。
 時間は進めず。

ファイル 48-3.jpg

 
 

●前半18分/第35手

 《青》の第35手。
 遅攻の形を作るために、《青》主観の右サイドで動きをつけ始めます。

 前線の[Fig]を前方に移動 ~ そして《赤》[Spr]と競り合いして位置を入れ
替えました。
 狙いは、後でこの[Fig]、あるいは右サイドの[Dri]でボールを受けて、そこ
から攻撃していくこと。この手はそのための第一歩です。
 時間は前半18分に。

ファイル 48-4.jpg

 さて、《青》はここから有効な攻撃を繰り出せるでしょうか。

 
 
《第35手終了時》
ファイル 48-5.jpg

 
 
《つづく》