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『サッカー戦術をボードゲームで表現できるか?』対局リプレイ・25

 
 
前回よりつづき》

 
 
《第60手終了時》
ファイル 58-1.jpg

 
 《棋譜の作成と専用シートについての記事よりつづき》
をはさんで、対局再開です。
 1点ビハインドを背負った《赤》が、反撃を期して攻撃の形を構築しようと
しています。

 
 

●前半31分/第61手

 《青》の第61手。
 相手のアクションを急がせてボール奪取機会を伺うためにも、まずはとにかく
ボールに向かって守備をします。
 [Mov]を後方に移動、《赤》[Dri]に寄せて、一旦ボールを奪います。
 この時点ですぐボールを奪いきることは勿論できませんが、可能ならここから
ボールホルダーを囲んでいくつもりです。
 時間は前半31分に。

 
ファイル 58-2.jpg

 
 

●前半31分/第62手

 《赤》の第62手。
 前線右サイドは対処されましたが、《赤》はあわてず、ボールを下げてまた
後方から攻撃を作り直すことを企図します。
 [Pas]を一歩後退。そして右の[Dri]がボールをあらためて《青》[Mov]から
奪い、隣接の[Spr]に渡すとまた[Bal]へとパスを戻しました。
 時間は進めず。

 
ファイル 58-3.jpg

 
 

●前半32分/第63手

 《青》の第63手。
 ボールがまた《赤》側の陣まで戻ろうとしている状況ですが、《青》にとって
残念なことに、ただちにこのパス交換を遮断してボールを奪うことはできない形
です。こうなると《赤》は恐らく次手で、[Pas]にボールを持たせて攻撃へのパス
を送り込もうとしてくるでしょう。

 そこで《青》は、最後尾の[Fig]をこのように動かしました。

ファイル 58-4.jpg

 
 《赤》の攻撃で警戒すべきは、まず最前線の[Mov]です。
 [Pas]からのパスが[Mov]に通れば、《青》は抵抗できないままシュートに持ち
込まれます。そのため《青》は[Fig]の位置を上げることで、《赤》[Mov]の位置
をオフサイドにしました。オフサイドポジションに置いてしまえば、そもそも
《赤》は[Mov]にパスすることができません。
 同時に、まだパス交換中の《赤》[Spr]が自分で縦に突入してくる可能性が
まだ残っているため、[Fig]の移動方向は中央寄りではなくアウトサイド側を選
びました。
 時間は前半32分に。

 
 
《第63手終了時》
ファイル 58-5.jpg

 
 [Pas]を起点に、「必ず通るパス」を駆使しての攻撃を狙える形を作った《赤》
ですが、《青》もそれなりの対応を見せています。
 ここから《赤》はどのような攻撃を展開するでしょうか。

 
 
《つづく》