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『サッカー戦術をボードゲームで表現できるか?』対局リプレイ・27

 
 
前回よりつづき》

 
 《赤》が《青》に対して左右への揺さぶりで攻撃しようとしていますが、
《青》は、後手に回った形でも構わないから と時間を空費させるための守備
対応を見せてきています。
 《赤》がじっくり狙う遅攻は功を奏すでしょうか。

 
《第67手終了時》
ファイル 60-1.jpg

 
 

●前半34分/第68手

 《赤》の第68手。《赤》はさらに攻め手を増やしていきます。
 [Pas]から右サイド[Dri]に送ろうとしていたパスを、これもまた中断。
 中央後方に控えていた[Spr]を、《青》陣のペナルティエリア、《青》[GK]が
直前まで居た位置に突入し、そこに[Pas]が改めてパスを送りました。
 時間は進めず。

 
ファイル 60-2.jpg

 
 

●前半35分/第69手

 《青》の第69手。
 ペナルティエリアに入り込んできた《赤》[Spr]のシュートを阻止するため、
《青》はまたオフサイドトラップ(最終ラインの位置を操作することで、
意図的に相手選手をオフサイドにさせプレー関与を封じる策)を使います。

 最後尾に位置する《青》[Fig]を一歩前進、さらにそこで隣接する《赤》[Dri]
と競り合いをして位置を入れ替えます。
 左サイド(《青》主観)の《赤》[Spr]への監視を維持したまま、進入して
きた中央の《赤》[Spr]をオフサイドにする手です。
 時間は前半35分に。

 
ファイル 60-3.jpg

 
 

●前半35分/第70手

 《赤》の第70手。
 中央から前進させた[Spr]へのパスは、オフサイドにされることで通らない
ものにされてしまいました。
 そのため、やむなくパスはまた中断。ボールは[Pas]に戻されます。

 次はまた左サイドから。
 左サイドの[Dri]にパスを送った上で、今度はその[Dri]を右斜前に進めます。
オフサイドラインぎりぎりの位置です。
 時間は進めず。

 
ファイル 60-4.jpg

 
 《青》の[Fig]にあえて隣接するのは 競り合いで振り回されてしまうリスクが
あるようにも見えますが、《青》にはそれがかえって、《赤》に狙いがあるよう
に思えます。
 《青》はこの《赤》の手がもたらす効果を、きちんと検討してみる必要があり
そうです。

 
 
《第70手終了時》
ファイル 60-5.jpg

 
 
《つづく》