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『サッカー戦術をボードゲームで表現できるか?』対局リプレイ・39

 
 
前回よりつづき》

 
《第106手終了時》
ファイル 75-1.jpg

 後半開始早々から前方にボール位置を保って攻めようとしていた《赤》に
対し、どうにかそれに耐えてきた《青》。しかし後半も1/3も過ぎようとして
いるところで、《青》がようやくボールを敵陣に蹴り出し、カウンターを狙って
いけるかという状況です。

 
 

●後半15分/第107手

 《赤》の第107手。
 狭いエリアでの攻防が続くことに痺れを切らしてしまったせいでしょうか。
ボール位置を移したところで、《青》にうまくカウンターの形を作られてしまい
ました。
 パスの出し手である中盤の《青》[Fig]は、《赤》のどのコマもチェックに
行けない位置にいます。一方、パスの受け手・前線の《青》[Fig]はどうかと
いうと、寄せることができるのは傍にいる[Fig]コマのみ。しかしこの[Fig]で
チェックに行っても、競り合いからの移動で相手にペナルティエリア進入を許す
ことになってしまいます。

 これは、《赤》は見事にしてやられた形です。
 この《青》のパス交換は止めることができず、1回はサイコロシュートの
機会を与えることになってしまいました。
 チャンスがあればシュートしてくるこれまでの《青》の傾向からして、
ここでも迷わず撃って来るだろうと考えた《赤》。サイコロシュートが失敗
してくれた時に備えて、連続シュートを受けない形になるよう対応する他あり
ません。
 シュート失敗時にボールを持つことになる[GK]を右に一歩移動。シューターに
なるであろう《青》[Fig]コマから位置を離しました。
 時間は後半15分に。

ファイル 75-2.jpg

 
 

●後半16分/第108手

 《青》の第108手。
 《赤》も考えた通り、こういう形になったら《青》はシュートを撃つことに
躊躇がありません。シュート失敗後の形などあまり考えず一発に賭けます。
得点リードしているのだから尚更です。

 前線[Fig]がボールを受け、斜め前に前進~《赤》[Fig]への競り合いから
サイコロシュートを放ちます。

ファイル 75-3.jpg

 《青》がサイコロを振ります。出目が1ならばゴールです。
 もし《青》のリードが2点になったら、《赤》にはかなり厳しい状況になり
ますが……

ファイル 75-4.png

 出目は6。
 シュートは失敗です。ボールは《赤》[GK]に渡りました。
 《赤》としては胸を撫で下ろすところです。

ファイル 75-5.jpg

 時間は進めて後半16分に。

 大ピンチの《赤》でしたが、ともあれ再びボールを得ることができました。
 ここからの《赤》の次なる反撃はどうなるでしょうか。

 
 
《つづく》