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『サッカー戦術をボードゲームで表現できるか?』対局リプレイ・16

 
 
前回よりつづき》

 
《第33手終了時》
ファイル 48-1.jpg

●前半17分/第34手

 《赤》の第34手。
 まず急ぐ守備を考えてみると、《赤》[Pas]が、直前に動いた《青》[Mov]に
マンマーク移動で追従、ボールを取ることも可能です。しかしそれでは完全に
ボールを奪いきることはできません。
 どうやら一手では攻守交替はできない……ということで、ここからありえる
《青》の攻撃を考えてみます。

・ボールの位置と《青》[Pas]の位置が離れて連携が失われたことで、
 [Pas]からのパスによる攻撃は、無くなった状態にあります。

・ボールを持った[Mov]は、ボールの無い状態と異なり1マスずつしか動けない
 ので、「[Mov]がペナルティエリアに入ってサイコロシュート」ということも
 すぐにはありません。

・また、[Mov]からボールを受け取ることができる[Dri]は、ペナルティエリア内
 への進路を塞ぐ位置に《赤》[Fig]がいるため、この[Dri]による「ペナルティ
 エリア突入 ~ サイコロシュート」の攻撃もありません。

ファイル 48-2.jpg

 ……つまり今の《青》に速攻は不可能ということで、《赤》は遅攻に備える
守備をします。

 [GK]とその前の[Fig]コマ2つは、《青》前線の[Spr] [Fig]を牽制しつつ
さらに右サイド《青》[Dri]のペナルティエリア進入路を塞ぐ状態にあり、
コマ間の連携もしっかり取れているこの形は動かしがたく思えます。
 左サイドの[Spr]も、こちらは左サイド《青》[Dri]の進路を塞いでおり、
動かしてしまうのはうまくない感があります。動かすならば、これらよりも
前方のコマでしょうか。

 結局、[Bal]を右移動して、右サイドに睨みを利かせておくことにしました。
 時間は進めず。

ファイル 48-3.jpg

 
 

●前半18分/第35手

 《青》の第35手。
 遅攻の形を作るために、《青》主観の右サイドで動きをつけ始めます。

 前線の[Fig]を前方に移動 ~ そして《赤》[Spr]と競り合いして位置を入れ
替えました。
 狙いは、後でこの[Fig]、あるいは右サイドの[Dri]でボールを受けて、そこ
から攻撃していくこと。この手はそのための第一歩です。
 時間は前半18分に。

ファイル 48-4.jpg

 さて、《青》はここから有効な攻撃を繰り出せるでしょうか。

 
 
《第35手終了時》
ファイル 48-5.jpg

 
 
《つづく》

 
 

同人誌即売会 サークル参加のお知らせ

 
 
※ご注意
 この記事は当「しばくり」の発行するゲームと直接は関係していませんが、
 横弥真彦の活動の一部としてこの場にて告知させていただくことを
 お許しください。

※この記事で紹介しているものは「成年向け」(18歳未満禁止)となって
 おります。ご注意ください。


 「コミックマーケット84」に、私「しばくり」代表・横弥真彦がサークル参加します。
 趣味で制作・頒布している同人漫画「Morals under a pagoda」の頒布をしておりますので、コミックマーケットに参加される方がおられましたら、もののついでにでもお立ち寄りいただけましたら幸いです。
 「Morals under a pagoda」は、世界史上の各地・各時代における特徴的な性風俗について調べ、その中でこれはと思ったものを小エピソードの漫画にしているシリーズです。

◆サークル名: 1000decillion(セン デシリオン)
◆ 配置場所 : 8/11(日)2日め、東地区 "ウ"ブロック-13a

 
 
 また そのすぐ翌週の8/18(日)、「コミティア105」に同じくサークル参加します。
 頒布物はコミケと同じですが、こちらは歴史ジャンルとしての参加です。
 ゲーム『草原と羊と風と』も少量持ち込む予定です。

 
◆ 配置場所 : "さ"ブロック-13b

 

 今回頒布する新刊は下の通りです。

●Morals under a pagoda 17
 古代ローマ・第二次ポエニ戦争時のローマ市女性についての一編

ファイル 47-1.jpg
(※成年向)

 
 
 これまでの既刊として他に「メソポタミア編」「インド編」「ギリシア編」があり、これらも合わせて頒布します。各編の内容に繋がりは無いので、各編単独でご覧いただけます。

 また、既刊はそれぞれ各ダウンロードサイトにてPDF版も頒布しております。

>Melonbooks DL
>DLsite.com
>DL.Getchu.com
>Gyutto.com
>とらのあなダウンロードストア

 
 
 

『サッカー戦術をボードゲームで表現できるか?』対局リプレイ・15

 
 試合時間が15分経過したところで自由布陣プレイの紹介
その他いろいろ挟んだりもしましたが、ここからまたしれっと再開です。

 
 
前回よりつづき》

 前半15分が経過して、試合はここまで互いに仕掛け合いがありつつも双方
無得点。

 シュート数はここまで、
  《青》1
  《赤》3
 ……となっています。

 
《第29~30手の動き》
ファイル 46-1.jpg

 直前の第29~30手では、ハーフウェイライン付近でボールキープした《青》が
味方選手集団に[Pas]を寄せて連携し、《赤》は「そうはさせじ」と《青》[Pas]の
移動を、こちらも[Pas]で追ってチェックしました。

 
 

●前半16分/第31手

 《青》の第31手。
 攻め手を探る《青》としては、ボールを保持しながら遅攻を狙いたいところ
です。

 しかしその前に、《青》には対処しておかなければならないことがあります。
直前の《赤》は《青》[Pas]の移動に意識をとらわれ過ぎたためか、《青》[Pas]を
[Pas]で追いかけていましたが、実はここでは《赤》《青》双方がミスともいえる
手を指してしまっていたのです。

 《青》のミスとは、第29手の[Pas]の移動です。
 これで4つのコマが一列になって、一見、どのコマにもボールを受け渡せる
良い態勢をとったように見えますが、実はこれは、簡単に相手へボールを渡して
しまう行為だったのです。
 問題は、列になった4コマにくっついて位置する《赤》の[Fig]コマです。
 もし《赤》がここですかさず[Fig]コマの「競り合い」能力を活かしていれば、
《赤》は下図のように連続で「競り合い」をするダイナミックな動きで すぐに
ボールを奪って攻勢に転じることができたのです。

ファイル 46-2.jpg
※「競り合い」を繰り返して《青》[Dri]に接近、ボールを奪い、一歩移動して
 すぐにボールを味方の[Dri] → [Spr]と渡す ……ということができた!

 
 一方の《赤》のミスとは、この《青》のミスを見落としてしまったことです。

 この時点で自分がミスしていたことに気づいた《青》は、とにかく改めて
ボールキープを確かにするために一手を使います。
 行うべきは、ボールを持つ[Dri]と《赤》[Fig]との間に再び空間を作ること。
 そのためには、列になった4コマのどれを動かしても良いのですが、《青》は
ボールを持つ[Dri]の位置を移すことにしました。これは、《赤》が[Bal]を
横移動させて[Dri]に寄せてくるのを防ぐ意図も込めた手です。
 時間は前半16分に。

ファイル 46-3.jpg

 
 

●前半16分/第32手

 《赤》の第32手。
 直前の《青》の手を見て、《赤》もようやく、自分が一気に反撃に転じられる
チャンスを見落としてしたことに気づきます。
 失策ですが、悔やんでばかりもいられません。次の守備を模索します。

 《青》が[Dri]を集団から離したことで、今から《赤》[Fig]を動かしても
ボールを奪いきることは難しくなりました。孤立した[Dri]を追い回すことは
できるでしょうが、たとえマンマークを駆使しても 広い空間のある場所で
ボールを持った[Dri]を追い詰めるのはかなり困難です。
 《青》[Dri]のチェックをしておいた方がいい、とは思えますが、ただちに
ボール奪取できないならば、[Fig]でチェックしてその位置を下げてしまうのは
得策ではないと考え、もういちど[Pas]を動かして[Dri]をチェックしました。
この後《青》[Dri]がその場に留まれば、[Bal]と連携してのボール奪取が可能に
なり、《青》にプレッシャーをかけられます。
 時間は進めず。

 
 

●前半17分/第33手

 《青》の第33手。
 [Dri]のボールキープを支えるため、[Mov]を前に出して[Dri]からボールを
受けました。
 これを一手でチェックできる《赤》のコマは無く、《青》は攻撃の起点が少し
前進した形です。
 時間は前半17分に。

ファイル 46-4.jpg

 
 
 ……ということで、一手の意図とその裏にあったミス、その回復を追って
今回は終わりです。

 
 
《第33手終了時》
ファイル 46-5.jpg

 
 
《つづく》

 
 
 

東京ボードゲームフリーマーケットに参加しました

 
 28日、川崎産業振興会館で開催された第1回「東京ボードゲームフリーマーケット」に参加しました。

 中古/新古品のボードゲーム・カードゲームと ゲームブック各種、それと拙作
『サッカー戦術をボードゲームで表現できるか?』『草原と羊と風と』をごく少数。

 
 ボードゲーム・カードゲームは当BLOGにリストアップした他にもいくつか持参
しましたが、けっこうお得感ある感じを目指した値付けのおかげか、すぐに殆ど
売り切れとなりました。
 イベント開始から30~40分ほどで、スペースに残っているのがほぼゲームブック
のみとなり、なんだかウチの場所だけ古本屋みたいでした(笑)。

 一部マナーの悪い来場者もいたという話を聞きましたが、こちらのスペースでは
特にそういう問題は起こりませんでした。まぁ流行り線のゲームとかを置いてな
かったからかもしれませんが。

 それにしても、フリーマーケットなのに価格交渉が発生することがごく稀で、
基本的にはこちらの値付けのままに引き取って行かれる感じでした。
これはお土地柄とかもあるのでしょうか。

 そして多数のゲームブックも興味をもってくれる方がけっこういて、昼過ぎる頃
には売り切れました。

 自作同人ゲームの方は、『草原と羊と風と』を2個頒布。
やはりというか、『サッカー戦術を~』の方は難しかったです。イベントの内容的
にも、高額の新品というのは手が伸びづらいでしょう。

 
 参加してみて感じたのは、来場者の目的がはっきり「お買い得な中古市販品」に
向いていたこと。ここでは同人ゲーム等の頒布は苦戦するでしょう。
 これは、「ゲームマーケット」との住み分けは思った以上にキッチリできる、と
いうことでもあると思います。
 同人ゲーム苦戦の一方で、中古市販品が売れていくペースについては全体的に
「ゲームマーケット」を上回るものがあったと感じられました。

 
 
 こうしたイベントは とにかくまず開催することの意義はすごく大きいもので、
イベントを立ち上げた方々には頭が下がる思いです。また可能であれば何度も
継続していくことで、イベントの立ち位置も運営力も自然に強まっていく
ことでしょう。

 当“しばくり”も今後があればまた参加したいところですが、問題なのは、
売れるような品物のストックを今回でほとんど放出してしまったこと。次回に開催
される時には弾が無いんじゃないかと……

 
 

第1回 東京ボードゲームフリーマーケット・告知2

 
“しばくり”は、7月28日(日)に川崎産業振興会館にて開催の
「東京ボードゲームフリーマーケット」に出展参加します。
 中古ゲームの販売・試遊、インディーズゲームの頒布等のフリーマーケット
イベントです。

 “しばくり”の出展内容としましては、拙作『サッカー戦術をボードゲームで
表現できるか?』『草原と羊と風と』もごく少数持ち込みますが、中古のボード
ゲーム/カードゲーム/ゲームブックが主です。

 
 前回に続きまして持込検討中の、往年のゲームブック等をざっとリストアップ
してみました。
 値段付けの検討はまだこれからですが、中古本市場やネットオークションの
値を調べて、それらよりは安価にしようと考えています。

 
ファイル 44-1.jpg

 
 
富士見文庫 ドラゴンブック

  • パックス砦の囚人
  • 魔人の沼 (※カバーなし)
  • ゴーストタワーの魂の石
  • クォーラス城からの脱出
  • 黒いピラミッドの謎
  • ウェイレスの大魔術師
  • 暗黒城の領主
  • 呪われた鉱山
  • ババ・ヤーガの悪夢の王国
  • 魔力の杖
  • 魔宮の人喰い植物

 
創元推理文庫 スーパーアドベンチャーゲーム

  • 魔法使いの丘
  • 城砦都市カーレ
  • 七匹の大蛇
  • ファイティング・ファンタジー
  • ネバーランドのリンゴ
  • シャドー砦の魔王
  • 展覧会の絵
  • ベルゼブルの竜
  • ゼビウス
  • バック・トゥ・ザ・フューチャー

 
社会思想社 アドベンチャーゲームブック

  • 王子の対決
  • 火吹山の魔法使い
  • バルサスの要塞
  • 運命の森
  • さまよえる宇宙船
  • 盗賊都市
  • 死のワナの地下迷宮
  • トカゲ王の島
  • サソリ沼の迷路
  • 雪の魔女の洞窟
  • 地獄の館
  • 宇宙の暗殺者
  • フリーウェイの戦士
  • サイボーグを倒せ
  • 電脳破壊作戦
  • 深海の悪魔
  • サムライの剣
  • モンスター誕生
  • スターストライダー
  • T&T カザンの闘技場
  • 実践 ゲームマスターの達人

 
双葉文庫

  • ルパン三世 さらば愛しきハリウッド
  • ルパン三世 ダークシティの戦い
  • 桃太郎伝説 愛と勇気のオニ退治

 
桐原書店 エキサイティング・ゲームブック

  • 1 君はエスパー
  • 3 アメリカンドリーム
  • 4 2002年銀河戦争
  • 8 2002年帝国の逆襲
  • 9 熱球甲子園

 
二見書房 アドベンチャーブック

  • 暗黒城の魔術師
  • ドラゴンの洞窟
  • 魔界の地下迷宮
  • 七つの奇怪群島
  • グーニーズ

 
朝日ソノラマ ハローチャレンジャーブック

  • 出発! スターへの道
  • 騎士ローラン 妖魔の森の冒険
  • エイリアン地底魔城
  • 宇宙植民地を救え!
  • 10億円を奪え!
  • 魔法使いナシアンの旅
  • タイムバブルからの脱出

 
西東社 シミュレーション・ブックス

  • スターウォーズ・ゲーム

 
エニックス文庫

  • ドラゴンクエストⅢ 上 (※カバーなし)
  • ドラゴンクエストⅢ 下

 
 需要があるものかどうかわかりませんが、なんとなくでも興味がありましたら
ぜひお立ち寄りください。

 
 イベントの開催時間は 10:30~16:00 ですが、私ちょっと夕方に重要な
用事がありましておそらく2時間ほど早めに撤収させていただくことになる
と思います。
 やや短い出展時間となってしまいますがどうぞよろしくお願いします。

 
 

第1回 東京ボードゲームフリーマーケット・告知1

 
“しばくり”は、7月28日(日)に川崎産業振興会館にて開催の
「東京ボードゲームフリーマーケット」に出展参加します。
 中古ゲームの販売・試遊、インディーズゲームの頒布等のフリーマーケット
イベントです。

 “しばくり”の出展内容としましては、拙作『サッカー戦術をボードゲームで
表現できるか?』『草原と羊と風と』もごく少数持ち込みますが、中古のボード
ゲーム/カードゲーム/ゲームブックが主です。

 現在想定してる中古品の値段付けは だいたい1000~2000円くらいの範囲で、
レアなものでも2500円ほどで、と考えています。
 コレクター向け想定の和訳なし・ダメージありの品や軽いカードゲーム等は
300~500円ほどとしようかと。
 もちろんその場の値段交渉しだいでどうとでも変わると思いますが。

 
 ということで、当日持込予定の品物をざっとご紹介します。
 まずはボードゲーム/カードゲームから。

 

【DAMPFROSS】

1984年ドイツ年間ゲーム大賞受賞作。92年のリメイク版か。
地図のボードにクレヨンで直接線をひいて路線にしていく鉄道ゲーム。
メビウスさんの和訳つき。

 
 

【ミシシッピークイーン】

1997年ドイツ年間ゲーム大賞受賞作。
品物はパッケージに受賞を示すポーンが入る前のもの。
外輪船を操って、乗客を乗せながらレースするゲームです。
メビウスさんの和訳つき。

 
 

【魔女のハーブとクモの足】

魔女となって、スゴロク状のボードをぐるぐる回りながら魔法の薬の材料を
集めるゲーム。
HABAの大箱モノで、すごろくやさんの和訳つき。

 
 

【ポリスアラーム】

2009年ドイツキッズゲーム大賞ノミネート作。
泥棒/警官の役割を交替で担当して、泥棒側はダイスを振って金庫破りを試み、
警官側はそれを阻止すべく犯行現場を探して街をパトロールします。
手元の品は開封してあるけど未使用。カードはシュリンクされたままで、
電池式のアラームが付いてるのだけどその電池の封印もされたままです。
すごろくやさんの和訳つき。

 
 

【アーカムホラー】

現在おなじみの2005年リメイク版ではなく、ケイオシアム~ホビージャパンの
1988年版。

 
 

【タイタン】

「タイタンの掟」の呼び方でも通っている一作。
懐かしの旧版(AvalonHill版)で、和訳なしの海外版。
クリーチャー軍団を盤上でぐるぐる移動させて部隊を増やしつつ、互いのボスの
首を狙うファンタジー戦争モノ。強い部隊作りたさに皆で戦闘を避けがちに
なったりもする「収束性よさらば」なゲーム。
コレクション用に需要があれば。

 
 

【バトルテック メック戦闘ルール】

ロボ戦闘シミュレーションの日本語版です。1992年発売。
元の米国版の登場メカは日本アニメからのパクリだの『ロボテック』だの色々
事情が複雑で、調べてみると面白い。
そんな事情が込み入ったメカを、日本語化の折にはパクリ元メカのデザイナー
である河森正治さんが改めてデザインし直しているとか、そういうフクザツな
感じが見所でしょうか。


※売約済みとなりました。

 
 

【サイクロプス・アタック】

往年のツクダのガンダムものウォーゲーム。部隊指揮ルールに特徴がある一品。
シリーズの「サイコガンダム」「クイン・マンサ」は手元にありませんでした。
ユニットシート等が未開封の未使用品です。

 
 

【ドラグーンズ・イン・ザ・ダンジョンズ】

ホビージャパン。玉璽探索を競うファンタジーカードゲーム。

【きまぐれエンジェルズ】

ホビージャパンのカードゲーム。
タイトルやパッケージの印象とはちょっと違ってファンタジーの冒険者を支援
するゲーム。

【フラッシュファイター】

ホビージャパンのカードゲーム。
ロボ戦闘もの。イラストは田中としひささん。

【トウキョウクライシス】

ホビージャパンのカードゲーム。
探偵もので、イラストはE=mc2さん。

【ドラゴンランスカードゲーム】

新和。「ドラゴンランス」シリーズのキャラゲー的内容のカードゲーム。


 
 

【Starship Troopers】

要はハインラインの「宇宙の戦士」です。パッケには1976年発とある。
ホントのコレクター向けという感じです。古いし和訳が無いし。
中身は人類vsバグズのウォーゲーム。チット類を確認したところ若干の紛失が
ありましたが、欠けは状態変化表示用チット等の一部のようで、プレイに支障
は無いでしょう。
面白いのは、ゲーム化にあたってビジュアルやSF的解釈を本作独自で行ってい
るらしいこと。むしろそのへんを見てみるためにお手に取ってみては?という
感じでしょうか。

 
 

【SOURCE OF THE NILE】

1979?年アバロンヒルのアフリカ探検ゲーム。
「Starship Troopers」と同じく、古い/和訳なしのコレクター向け。
でも未使用です。
ほぼ白地図なアフリカ大陸で、移動してはイベントカードでそこに何があるか
決定、それをクレヨンでボードに直接書いていくゲーム。
ボードの一部に、付属のクレヨンから出た油だろうかシミが少々。
他に欠損等はなし。

 
 
 他にもいくつか、持ち運べる範囲でさらに持ち込む予定です。
 またこのほか、往年のゲームブック古本を多少まとまった数持参する予定
です。これらは中古本市場やネットオークションの値を調べて、それらより
安価な値段付けにしようと考えています。
 こちらのラインナップ告知はギリギリになってしまうかもしれませんが、
また改めてここで行うつもりです。

 
 イベントの開催時間は 10:30~16:00 ですが、私ちょっと夕方に重要な
用事がありましておそらく2時間ほど早めに撤収させていただくことになる
と思います。
 やや短い出展時間となってしまいますがどうぞよろしくお願いします。

 
 

『サッカー戦術をボードゲームで表現できるか?』自由布陣プレイ

 
 ファイル 42-1.png

 進行中の対局リプレイが前半15分をむかえたところですが、
ここでちょっと小休止して、ゲームの拡張ルールについてのお話を。

 自由な選手配置でゲームを始めるためのルールをご紹介します。

 

■実際のサッカーは自由なもの

 ゲーム開始時の各コマの位置は、あらかじめ定められてボードに印刷されて
います。
 これは、「手早くゲームを始められるように」、また「サッカー/フットボールという
競技にあまり詳しくない方がプレイしても、攻撃・守備どちらも行いやすいように」
……ということからのルールです。

 
 一方、実際のサッカーでは、選手の位置取りや役割分担は(ゴールキーパーを
除いたフィールドプレーヤーについては)自由なものです。
 守備に優れた選手ばかり10人を自陣ゴール前に並べて守りを固めても良し、
守備の考えを捨てて攻撃力のみに特化した10人で挑んでも良し、です。
 どのような特徴の選手を、どのように位置取りさせて攻撃/守備のバランスを
取るのか、どのように相手の守備を崩して得点を狙い、またどのように相手の
攻撃を防ぐのか……。

 「4-4-2」「4-2-3-1」「3-4-2-1」等といった数字で表した選手の並び=フォー
メーションはしばしば耳にされると思います。これはフィールドプレーヤー10人
の配置を「後列→前列」へと順に横並びになる人数で簡易的に表現していますが、
これもそうした戦術意図の一端を、整理して示したものです。

 こうしたことに工夫を積み上げ、自分の思い描くプレーを実現できるチーム編成
を考えることは、熱心なサッカーファンの方ならば大きな楽しみとするところで
しょう。

 
 

■自由な配置でゲームするには?

 そうした自由な布陣を用いて『サッカー戦術をボードゲームで表現できるか?』を
プレイすることは、さほど難しくはありません。

 

1.試合する2人がお互い同意した上で、事前にチームの選手配置を決めておく
2.決めた選手配置を同時に公開して、選手をそのとおりにボード上に配置
3.通常のとおり、キックオフする側が選手コマ1つを選んでボールキープ
  状態にして、センターサークル中央マスに置いた状態から試合開始

 
――といった形で遊んでいただければ良いでしょう。配置を同時に見せ合うのは、
「相手の配置を見て、それに合わせて選手の位置をずらして……」
といったことを防ぐためです。

 
 ただし。
 試合する両者がゲームボード全面を使って自由な選手配置を決めたとしても、
同じマス位置に互いの選手がバッティングしてしまう可能性が高く、それでは
ゲームになりません。
 そこで、選手を配置できるゲームボード上の範囲を、下のように制限します。

 

 ●選手配置できるのは「自陣」の範囲内のみ
  「自陣」= ハーフウェイライン(センターライン)手前までの範囲
 ●センターサークル内側のマスを除く(キックオフの都合上)

 
 実際のサッカーも、試合開始の時 選手は「キックオフされるまでハーフウェイ
ライン手前にいなければならない」と決められており、より現実に沿ったルールと
なります。

 
 

■選手配置記録シート

 試合前にチーム選手配置を決めるには、記録用紙を用意してそこに記入すると
良いでしょう。

 そのために専用の『選手配置記録シート』を用意しました。
 印刷・コピーしてご利用ください。

 

選手配置記録シート > [PDF]


 
 

◆選手配置記録シートの使いかた

 シートはゲームフィールドの半分を表しています。
 これを自陣側として、スターティングメンバー11選手、サブ6選手を
選抜・配置してください。
 選手を配置するマスにはそれぞれ、そこに置く選手コマの略称
([Dri]、[Spr]など)を記入します。

 ※[GK]コマは必ずスターティングメンバーとして配置してください。

 ファイル 42-2.jpg

 暗くなっているマスは配置できない所です。配置は白く空いた範囲の
マスに行えます。

 シート右側には、基本の選手構成(17選手)が一覧になっています。
 ここにチェックをつけて、配置選手の人数や構成に誤りがないかを確認
しながら布陣を考えていくと良いでしょう。

 ファイル 42-3.jpg

 
 試合開始後には敵陣側に位置取らせておきたい攻撃的な選手は、
ハーフウェイラインぎりぎりの場所など前方に進出しやすい配置にしておいて、
試合開始後に逐次移動させるようにしましょう。

ファイル 42-4.jpg

 多くのコマを前方に進めるには手数がかかることでしょうけれども、
配置の意図がうまくかみ合えば、固定配置でのゲームより早く 決定的な攻撃
の形が生まれることも。

 
 

■さらにさらに「本当に本当の」自由配置をするには??

 ……と、自由な選手配置について語った本稿ですが、ここまでの内容は、
「選手の種類&数」の構成そのものは基本パッケージに収められたままを
想定していました。
([GK] 1、[Fig] 4、[Spr] 3、[Bal] 2、[Pas] 2、[Dri] 3、[Mov] 2
 ……が2チーム分)

 この範囲内で自由配置を楽しむ分には、それほど手間でもなく、
試合する両者の公平も保たれる……というのがその理由なのですが。

 しかし。

 基本パッケージのままの選手構成では、
たとえば「[GK]+[Spr]10人で挑む!」といったような極端なものも含む、
本当の意味での「自由なチーム編成・戦術の実現」ができない!
……と、不満に思われることがあるかもしれません。

 
 こうした、真に自分だけのチーム構成を実現するには?

 そのために必要になるのは、まず選手コマに貼り付けるシールです。
 じゅうぶんな選手コマ用シールがあれば、基本パッケージの選手コマに貼り付け
直して、欲しい選手コマだけを得ることができるでしょう。

 
ファイル 42-5.jpg
 ※シールをいろいろ貼り替えれば、こんなチーム編成も実現可能に!

 
 そこで近々、これを含めた追加拡張ルールをまとめて紹介する「拡張セット」を
少量作成して、そこに予備の選手シールも同梱して頒布しようかと検討しています。
 これは詳細が決定し次第ここで発表しますので、よろしくお願いします。

 
 コマへのシールの貼り付け直しが面倒/破損が怖い……といった場合には、
これはちょっとコストを要することになってしまいますが、コマ用の木製チップを
新たに購入してしまう方法もあります。

 
 
 下記のサイトで販売されている「木製円形チップ/直径25ミリ×7ミリ厚」が
『サッカー戦術をボードゲームで表現できるか?』の選手コマとまったく同一の
サイズですので、これらとシールによって、追加の選手コマを作ることができます。

 カラーバリエーションも各種あるようですので、好きな実在チームのカラーで
チームを構成してみるのも良いかもしれません。

 
◆[萬印堂]ボードゲーム・カードゲームの販売所 「ゲームの素材」コーナー

 
 
 

■おわりに

 この自由配置を用いたゲームプレイは少々手間が増えるものではありますが、
サッカーの戦術面の面白味を、ゲームボード上により深く再現してくれます。

 どの選手たちのどんな連携で相手ゴール攻略を目指すのか?
 どの位置にどう選手を置けばそれが実現できるのか?

 ――サッカーのそうした側面に興味が深まってきたなら、
『選手配置記録シート』を前にひとりでフォーメーションを考えるだけでも
楽しみが見出せることでしょう。

 
 

「性バカ説」のこと

 

 このところ当ブログで取り上げている内容が、
自作のボードゲーム『サッカー戦術をボードゲームで表現できるか?』
の対局リプレイばかりになっていまして。

 そればかりでもなんだなぁ というのと、その対局リプレイの更新が
滞り気味な時期の隙間にパッと書けるテーマもあるといいなぁ、という
ことで、以前から私がものを考える上で 割と大きな基準のひとつにしている
『性バカ説』なんてゆーものについて、たまにつらつら書いていこうかと
思い立ちました。

 長く脳内にただたゆたっていたような考えです。どれだけ説得力出して
いけるかはわかりませんが、見切り発車で行っときたいと思います。

 
 

◆「性愚説」と『性バカ説』

 人間の本質とは、――なんて話が何かの拍子で迂闊に飛び出してしまった時
とか、「性善説/性悪説」というのはよく聞きます。
 でも、人間を一括りに「そもそも『こんな』じゃないの?」と語る時に、
善だ悪だを持ってくるのはなんだか おかしな話だなぁと昔から感じていました。
善悪どっちにしろ人為で、価値観というものが常に入ってきてしまう問題です
から。価値観は状況や見方でどうとでも変化するもの。もうちょっと、ものの
道理とか摂理とか、そういうところに近い答えが欲しくなってきます。

「それじゃあ善悪でなくて何だったらしっくり来るだろうか?」とぼんやり考え
ていたところ、私の中ではひとまず『性バカ説』なんてものに至ったのでした。

 
『性バカ説』。
 言葉としては、本当なら「性愚説」とでも呼んだ方が語感がいいかもしれま
せん。ベストセラー『バカの壁』も出版から10年以上経ち、乗っかるには周回
遅れすぎます。
 でも「性愚説」という言葉は、私の考えてることを括るにはどうも不適当な
気がしてまして、あえて『性バカ説』でいきたいと思います。

 
 というのも。

 「性愚説」っていう言葉、ネット検索してみるとけっこう見られます。
 そのまま「人間の本質・本性は愚か也」て感じで使われてるようです。
 これを唱える人はそれぞれ自分の言葉として、「性賢説/性愚説」みたいな
具合に対極させて用いたりもしている様子。

 でも私の考えてることは、そういうのとはまたちょっと違っていまして。

 なので、ここでは「性愚説」と区別する意味でも、私の考えるところを
『性バカ説』と呼称しておきたいと思います。勝手に。
(「性愚説」って音にすると天台宗の「性具説」とかとも紛らわしそうだし)

 
 では、その「性愚説」と違うことろの『性バカ説』って何さ、というと。

 ひとことで云えば、
 《人には常に、バカへと向かおうとする力がはたらいている》
 ――というものです。

 ……伝わりますかねこれで? 伝わりませんよね。

 
 
 

◆で、『性バカ説』っていうのは?

 さて、「人間の本質・本性は愚かだ」という「性愚説」とは違うのです、
ということでお話を始めた『性バカ説』。

 《人には常に、バカへと向かおうとする力がはたらいている》

 ――っていうのが、ワタシ的な『性バカ説』の考え方なのですが。

 これだけではいまひとつイメージが伝わらない自信がある!ので、
もちょっとウダウダ語ります。

 
 前項に挙げた話からいうと「性愚説」の方は、
 「人間の本質・本性は、はじめから・常に変わらず、愚かである」
 ――というものです。

 「愚かだ」という状態に、常に変わらず囚われてると。

ファイル 41-1.jpg

 
 
 対して『性バカ説』は、固定された感覚の「性愚説」に対して、動的な
イメージがあります。

 人というのは、小さい星が大きな星の重力に引っ張られるように、
バカ方向に常に引き寄せられているんじゃないか、という感じ。
 常に「よりバカに」なるよう、頑張って突き進んでる。

ファイル 41-2.jpg

 
 そんなわけねぇじゃん、と思われるでしょうか。
 


  ※ここでの「バカ」の定義

   本稿では「バカ」っていうのは、
  「考える知能があるのに考えない、思考を放棄した人やさま」
   ……という風にしておきたいと思います。

   辞書的には、単に「知能が劣り愚かなこと」とかになるのでしょうが、
  そうした中から、とてもものを考えられるような状態にない場合などを
  排除しておきたいのです。

  「『あえてものを考えない』のをバカという」と、とりあえず本稿では
  そういうことでよろしくお願いします。

 
 どうして『性バカ説』なんてものに至るのか。
 これは「生物としての人間」を改めて考えてみた結果出てきたものでして。

 イキモノならば自然とこういう風になるだろう、と考えてみたら、
なんだかいろんな分野のことについて、自分の中で色々納得できたのです。

 それじゃあ、生物たる人間には『性バカ説』が当てはまるとなぜ思うのか。
そのへんのことは次回以降、また気が向いた時にでも書いてみようかと。

 
>次回

 
 

『サッカー戦術をボードゲームで表現できるか?』対局リプレイ・14

 
 
前回よりつづき》

 
 《青》の攻勢。左サイドで[Dri]が《赤》ペナルティエリアに狙いを定める
中で、《赤》の手番から続きます。

 
《第27手終了時》
ファイル 40-1.jpg

 
 

●前半14分/第28手

 《赤》の第28手。
 《青》の攻め方を考えてみると、ボールを持っている《青》[Dri]は現状、
直接《赤》ペナルティエリアに入り込むことはできません。他ならぬ味方の
[Spr]コマがその進路上にいるからです。しかし[Dri]自身がエリア内に進入
できなくても、エリア手前に進んで[Spr]にボールを渡してしまえば、そこから
すぐにサイコロを使ったシュートを放つことができます。確実に相手守備を
崩すような効果的な攻撃ではなく、一発に賭けるギャンブルではありますが、
初手からシュートを打ってきた《青》の性格を考えれば、これをやってくる
可能性は十分にありそうです。

ファイル 40-2.jpg
  ※《青》[Dri]が[Spr]にボールを渡してシュート……の例

 
 《赤》はここで、このように対応しました。

ファイル 40-3.jpg

 長くペナルティエリアに居座っていた《青》[Spr]をエリア外に押し出すこと
で、[Dri]突入からのシュートを阻止しつつ、守備陣形はそれほど乱さない動き
です。
 時間は進めず。

 

●前半15分/第29手

 これを受けての《青》第29手。
 速攻は防がれましたが、それはどうということはありません。
 じっくり攻めていくべく、[Pas]を移動させて左サイドの連携を強めます。
 時間は前半15分に。

 
 

●前半15分/第30手

 《赤》の第30手。
 移動した《青》[Pas]を、こちらも[Pas]で追います。
 相手に隣接してフリーでない[Pas]は攻勢時に活かすことができませんが、
相手にもそれを強いることで互いに[Pas]の特性を活用させない、潰し合いを
続ける格好です。
 時間は進めず。

 
ファイル 40-4.jpg

 
 
 試合開始直後を除けば、これまでチャンスを得られていない《青》ですが、
ここから得点機を作っていけるでしょうか。

 
《第30手終了時》
ファイル 40-5.jpg

 
 
《つづく》

 
 
 

『サッカー戦術をボードゲームで表現できるか?』対局リプレイ・13

 
 
前回よりつづき》

 《赤》が守備網を作っていく中で、《青》が攻撃の手を探っている状況から
続きです。

 
《第24手終了時》
ファイル 39-1.jpg

 
 

●前半13分/第25手

 《青》の第25手。
 第24手で《赤》が前線の[Fig]を下げて対応してきたのは、《青》にとっては
少し予想外でしたが、これはそれほど問題ではありません。

 右サイドにいる[Mov]を下げて、《赤》[Fig]から改めてボール奪取した[Bal]
からボールを受けます。
 時間は前半13分に。

 
 

●前半13分/第26手

 これに対して《赤》は、これ以上この中盤のエリアでボールを争うことは
しません。もとより、この場で《青》がボールキープできることは承知して
いましたので。

 ここでやるべきことは、ボールキープした《青》が仕掛けてくるであろう
攻撃を予測して、それに備えることです。
 まずは危険度の高いところからということで、初手から自陣ペナルティエリア
にずっといる《青》の[Spr]を改めて[GK]でケアします。
 時間は進めず。

 
ファイル 39-2.jpg

 
 

●前半14分/第27手

 《青》の第27手。
 ボールをキープしたところで、《青》の攻撃が始まります。
 《青》は、まずは攻撃の起点を左サイドの[Dri]と定めました。[Mov]が
あらためて[Dri]に隣接し、ボールを渡します。
 時間は前半14分に。

ファイル 39-3.jpg

 [Mov]が中継役となって、[Bal]から[Dri]へとボール運んだ格好です。
 《青》[Dri]が、味方[Spr]のいる《赤》のペナルティエリアへの突入を
伺う形ができました。

 
 
《第27手終了時》
ファイル 39-4.jpg

 
《つづく》